Q. D24Hとはどのようなシステムですか。
A. D24H(Disaster Digital Information System for Health and Well-being)は、災害時における保健・医療・福祉活動を支援するための統合的な情報管理システムです。避難所や医療機関等の状況を集約し、関係機関間での情報共有を行います。
Q. 利用申請はどのように行えばよいですか。
A. 厚生労働省D24H事務局を通じ、都道府県単位で申請を受け付けています。申請書式や必要事項は、事務局からの案内に基づき提出してください。
Q. 災害コードとは何ですか。
A. 災害発生時や訓練時に、情報を一元管理するために発行される識別番号です。都道府県または訓練単位で発行され、システムへのログインやデータ管理に使用します。災害時には厚労省から、訓練時には事務局から発行いたします。
Q. 訓練でD24Hを利用することはできますか。
A. 可能です。訓練用の災害コードを事務局から発行し、実際の入力や共有の流れを模擬的に体験することができます。
Q. D24H Surveyとは何ですか。
A. 避難所や保健所といった施設に対して調査票を自由に設定できる調査機能です。施設ごとに帳票を設定でき、入力データは自動で集約・整理されます。
Q. D24H Dashboardsではどのような情報を確認できますか。
A. 避難所や医療機関の情報を地図上に可視化し、地域別の支援状況や変化を一覧で確認できます。
Q. D24H Cloud / Task / Chat の機能について教えてください。
A. Cloudは報告書や資料の共有、Taskは作業内容の整理と進捗管理、Chatは関係者間の連絡や情報共有に使用します。すべての利用者情報はD24H Managerで安全に管理されています。
Q. 他のシステムとの連携はしていますか。
A. しています。SOBO-WEB、SIP4D、EMIS(病院情報)、災害時情報共有システムなどとAPIを介して連携し、地図上で統合的に表示しています。
Q. D24H Analyzerではどのような分析が行われますか。
A. 収集した情報をもとに、支援の優先順位づけや巡回ルートの最適化、物資需要の予測などを自動で行い、意思決定を支援できます。現在サービス提供を調整中です。
Q. 平時にも利用できますか。
A. 平時利用は原則として訓練や準備目的に限られます。実災害時の利用は、厚生労働省および各都道府県の指示に基づいて行われます。
Q. 利用に費用はかかりますか。
A. 自治体および関係機関におけるD24Hの基本利用に費用負担はありません。
Q. 操作マニュアルや研修資料はどこで入手できますか。
A. 操作マニュアルや研修資料は、e-learingにより入手できます。
Q. システムへのアクセス方法を教えてください。
A. D24H Survey入力アプリにはログインは必要ありません。それ以外の機能(D24H Survey アセスメント管理,Dashboard,Cloud)へのアクセスは、各利用機関に配布されたID/Passwordを用いてTopページ右上「D24H SSOでログイン」をクリックしてログインします。
Q. 問い合わせ先を教えてください。
A. 利用申請や訓練、運用に関する照会は、厚生労働省D24H事務局(contact[at]d24h.mhlw.go.jp)までご連絡ください。
自治体の方は、ドメイン「d24h.mhlw.go.jp」宛のメールが送信・受信できる設定になっているかをご確認ください。一部の自治体様では、情報セキュリティ上の制限により、外部ドメイン宛てのメールが自動的にブロックされる事例が報告されています。
Q. 自治体職員ですが、D24H事務局に送ったメールが返ってきません。どうすればよいですか?
A. 自治体の情報システムにおいて、ドメイン「@d24h.mhlw.go.jp」宛のメールが送信・受信できる設定になっているかをご確認ください。
一部の自治体様では、情報セキュリティ上の制限により、外部ドメイン宛てのメールが自動的にブロックされる事例が報告されています。
設定変更や許可登録については、貴自治体の情報システム担当部署へご確認をお願いいたします。上記の確認を行っても解決しない場合は、D24H事務局までお電話(03-5990-2967 ※電話の受付時間:平日10時~17時、日・祝日・年末年始を除きます)にてお問い合わせください。
